オーバーヒート

前回の朝霧スーパーGP戦決勝時に、燃調がとれず、オーバーヒートさせてしまった、OS SPEEDの12XZですが、次回走行までに一応確認をということで、エンジンをばらしてみると・・・
 
ピストンの表面と燃焼室がこんがりときつね色を少し過ぎた色になっており、若干荒れていました。
気休めにピストンの摺動面に注意しながらコンパウンドで表面を整えて、ついでにコンロッドの交換を
実施しました。
 
燃調がとれていない状態は結構エンジンに負担がかかるんですね。
異常燃焼による燃焼室の異常高温が発生した模様!
ピストンピンとコンロッドも渋くなっており、抜くのに一苦労でした。
 
おまけにコンロッドを外した状態で、クランクシャフトを回してみると僅かにゴリゴリ感があります。
いやあ高価なセラミックベアリングも逝っちゃったかな~と一瞬ヒヤッとしましたが、
ゴリゴリだったのはフロントベアリングでした。よかった~
フロントベアリングを手持ちのセラミックに代えて、後は元通り組み立てるだけ!
意外とコンロッドのビックエンドもクリアランスがあるようで、すんなりと組み付けることができました。
 
後は熱による歪みで、ケースがゆがんでいなければ良いな~
 
本日走行してみましたが、コンロッド交換後のため、燃調は甘め。
そのため最初は少しばらつきましたが、おおむねOKでした。
でもこれが本来のパワーなのかどうかはもう???です。