本日のイタリアンブログ版

本日のイタリアン報告

昨日はレポートできませんでしたので、遅ればせながら報告します。

ギアホルダーに4mmネジが切ってなかったとか、モーターピニオンのネジも途中までしか切られておらず、イモネジで締めこめなかったとか細々したイタリアンにはもう慣れましたが、設計思想を疑うようなイタリアンぶりが本日も披露されました。

未だに解決方法を悩んでいるのが、リアホィールのアクスルシャフトの締め込みです。
ホィールの中でジャイロを取り付けたシャフトが左右に5mm程度動いてしまう状態で、アクスルを締めこむと当然ホィールが幅方向に圧縮され、ホィールが歪むとともに、動きが渋くなってしまいます。
ベストな解決方法はホィールに対してシャフトの長さも短めなため、ホィールもしくは軸受の寸法を変更し、更にホィールの内側からシャフトにカラーを作成してはめ込み、カラー→ベアリング→ナットという形で締めこむことだと思いますが、応急処置として、幸いスプロケットと反対側はそれなりのカラーが入っていますので、少しカラーを調整してしっかり締めこめるようにしたうえで締めこんでこちら側は確実に固定し、
スプロケ側はチェーン&アジャスターがあるため動かないだろうというイタリアンな発想で、軽く締めこむだけにしておきます。(実際に走らせてみなければ解りませんが・・・)

続いては本日の最大のイタリアンの発表です!
なんとスプロケット(前後とも)面取りが全くされていない事です!

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何とかリアホィールも取り付けチェーンを装着して回そうとしたとき、妙な引っ掛かりがあるので、アライメントに注意してしっかり調整した後で、よーく見てみると、チェーンがスプロケットの角に乗り上げていました。
いくらチェーンの張りを調整しても解決できないので、通常のスプロケットの形状を見てみると、スプロケットの先端部分から根元にかけて綺麗に面取りがしてあります。考えてみればこれが無いとチェーンが左右に振れた場合チェーンがすぐにスプロケットの歯に乗り上げてしまいます。
ARXのスプロケットは板から切り出したままの状態(これが普通でこれだけ不良品じゃないと理解して)ですので、自然に歯先が舐めるまで我慢するか、チマチマやすり等で面取りしてあげるか思案のしどころです!