FZエンジンって・・・・

本日も先週末に続き、朝霧サーキットに行ってきました!

2週続けて行ったのは、何年ぶりのことでしょう?

本日も絶好の?ラジコン日和で、朝霧高原の下界とは一足先の爽やかな秋風の中で、
タミヤFZエンジンの慣らしの仕上げを目的に走らせてきました。

前回もFZ慣らしで行ったのですが、充分に時間が取れず、中途半端なままでしたが、
今回は完璧に仕上げるぞ!と意気込んで行きましたが、実際には???で終わってしまいました。

8割がた慣らしが進んだと判断したので、ボディを装着しての走行を開始してしばらくすると
決まってストレート後の右コーナ後の左コーナーでエンジンが止まってしまうようになりました。

最初はオーバーヒートか?と心配していましたが、ストップ直後でもフライホイールは手でするする回るし、エンジンも何も無かったかのように再始動も出来ます。

そこで、禁断のスローニードルの調整(取説には触らないように!と念押ししてありましたが・・・)に
挑戦してみました。

ところが・・・スローニードルを絞っていくとアイドリング回転がドンドン上がっていき、暫くするとストンと止まってしまいます。戻してもアイドリングは下がりますが、またストンと止まってしまいます。

まあ元々アイドリングがあまり続かないエンジンだなと思っていたので、適当なところでスローニードル調整を止めましたが、標準位置が無難なようでした。

再度ボディを付けて走行を開始しましたが、症状は全く変わらず、決まった位置でエンジンストップ!

ニードルを甘めに戻すと、エンジンストップしないので、一種のオーバーヒートなのでしょうが、
それにしてもスピードが遅すぎる・・・先日のたつおじさんのFZよりもかなり遅い・・・
そういえばたつおじさんのFZもボディをつけるとエンジンストップを頻繁に起こしてたな~
やっぱりオーバーヒートなのか・・・それもタミヤ独自の初心者向けエンジンが壊れないうちにストップしてしまう安全装置か?→一体どうなってるんだ???の不思議なエンジンでした。

結局燃料をクロッツの慣らし専用(熱が上がりやすい!)から通常使っているクロッツのニトロ30%に
替えて、年長を甘めにして走行してみると、同じようなスピードで(少し煙を出しながら)走行でき、
エンストも皆無でした。

私なりの結論ですが、このFZエンジンは燃費第一の高回転型エンジンを狙っており、ポートのタイミングも高回転を狙いつつ、吸気を抑えて省燃費を達成しているため、燃料によるエンジンの冷却が行いにくく、
温度が上がりやすい!高回転を狙ったポートタイミングなのでアイドリングが続かない。ということではないでしょうか?(違ってたらごめんなさいm(__)m)

ついでにエアークリーナーへの燃料の吹返しは半端無い(高回転型をエンジンなら低回転時の吹き返しは当然ですが、燃費重視エンジン(通常は低回転型!)ではちょっと疑問)し、スローニードルの調整にも敏感すぎるのも高回転型を狙ったエンジンだからでしょうか?

朝霧の様な低中速が多いコースではこのエンジンはちょっと使いづらいかもしれません。
こんどタミヤスペシャリストに上手な使いこなしを教えてもらって来ます!
(もし時間が許せば27日の掛川サーキットお邪魔するかもしれません。その際はご教授お願いします)

ちなみにこれまた慣らしの終わっていないOS12TG搭載のR4sを比較のため走らせてみたところ、
慣らし後はフライホィールの重さはあまり気にならなくなり、遠心クラッチも全然OKでした。
ちょっとFZとは次元が違う感じが・・・
(燃費は良くないですけど、従来通りの取り扱いで済むのがちょっと楽かも?)

なんちゃってタミヤスペシャリストになれましたら、また後日談を報告します!