タミヤエンジンRCミーティング

今回は当初の思惑通り?FZチャレンジ&FZ tunedにダブルエントリーしちゃいました。

 まずはタミヤさんと他のエントラントさんにお礼です。

 今回はAメインBメインに分かれて決勝が行われた前回と違い、エントラント全員での決勝となったので、FZチャレンジクラスに4名全員エントリーしていたARCCメンバーはアシスタントをどうするの?といきなり困ってしまいました。


 タミヤさんのご配慮で他のエントラントにアシスタントをお願いすることで、レース参加が可能になりました。タミヤさん&お手伝いしていただいた方々有難うございました。

 

さて本題に入ります。まずはFZチャレンジの経過から


 先月のコソ練のときに、エンジンの吹返しによるエアクリーナーの目詰りが影響しての燃調の変化を懸念し、まずはニードルは甘めからスタートしてみました。FZ tunedのマシンも交互に走らせていたため、スピードの絶対値が全然わからず、遅いけどこんなものかなと走らせていました。


 FZ tunedのエンジン調整と一緒にニードルを調整したところ、まるで別物に・・・これで3回めの予選はなんとトップになることが出来ました!


 しかしこの調整の時に・・・何故かプラグヒートが出来なくなっていました。


 あれっ?プラグヒーターの電池切れかな?と思い別のプラグヒーターで暫くトライしているとエンジン始動出来たので、この時はあまり気にかけませんでした。


 ところがいざ決勝開始のエンジン始動の際には全くエンジンがかかる気配を見せません。プラグヒーターについているLEDインジケーターは通電を示しません。こりゃプラグが切れている!急いでピットに戻り新品のプラグを!取り敢えず手近にあったOSNo.8を手にマシンに向かっている時にパッケージを開け・・・しまったガスケット落としちゃった~!咄嗟にあたりを見回したが、見つからず・・・まあいま付いているやつで良しとしよう!


 手早く付いていたプラグを外し、ガスケットを確認!良しちゃんと残ってるな!すばやく新品プラグをつけて、クランキング~一発でエンジン始動OK


 本来2分有るはずのウォーミングアップは30秒しかなく、エンジン・タイヤ共に温まるはずもなくスタートラインに!


 なんとかスタートラインに滑り込み、いざSTART


 流石に12台の一斉スタートは超混戦!シケインで他の車と絡んでしまい、ほぼ最後尾に転落、その後バックストレート前のヘアピンでコースに絡んで身動き取れず・・・必死に脱出を試みて見ましたが、簡単にはいかず、大幅なタイムロス・・・これでレースは終わったな~、その後も得意の大技「空中三回転半ひねり」を一度披露してしまいました。


 この辺で先ほどのプラグ交換の際のダッシュで乱れた呼吸もようやく落ち着き始め、本来の私に戻った?


それにしても、さっきほどスピード伸びないな~ノーマルマフラーってこんな感じだっけ?と思いながらも後は淡々と周回を重ね、15分のレースを終えると33周(トップは37周)の第4位でフィニッシュとなりました。


 帰途の車中で気がついたのは・・・プラグ交換に問題が有ったことです。交換前のFZエンジンについていたのはOSのロングリーチタイプのプラグで、交換後のプラグはノーマルタイプのものです。どこが問題かというと、ロングリーチのプラグをノーマルエンジンに使う際は、プラグのリーチ差分ガスケットを一枚多く使い、計2枚使用しています。という訳でガスケットを一枚余計に使い、圧縮が通常よりも低い状態で決勝を走ったことになります。

 どうりで・・・・・・・・

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問題のプラグ・・・左側が切れていたロングリーチ、右側が決勝時に使用した状態のノーマルプラグ(全然長さが違いますよね。)



次に参戦する時は万全の状態で臨みたいものです!

 

FZ tunedクラスについては先日のブログにアップしたとおり、エンジンがまだ慣らしを完了しておらず、エンジン講習会で5タンクを焚いた程度でしたので、経験のために参戦させていただいた感じです。ところが・・・


 レース前のフリー走行時間を目一杯使い出来るだけエンジンを仕上げることにしました。


 さてFZ tuned5分間の予選が始まり、2分間のウォーミングアップ後アシスタント役のゴハンさんのところにクルマを近づけたところ、エンスト!、慌てて、エンジンを再始動してもらうものの、スタートには間に合わずピットスタートとなってしまいました。


 一回目の予選終了後、エンジンを見てみると、まるでアイドリングしません!


そりゃそうです、新品の状態からメインニードルのみの調整で慣らしを行っていたため、スロー側のセッティングがまるで狂った状態となっていたのです。


 取り敢えずスターター上で悪戦苦闘しながら現在のメインニードルでアイドリングをが安定するようにスローニードルを調整しました。

(変な態勢で調整していたため、足がつった~!)


 これまでエンジンがストールしないように常にアクセルを煽っていたため、スタート前のアイドリング状態に一度もなってなかったので気が付かなかったという訳です!


 スロー側のニードル調整をした後の走りは全く別物!気持よく走るようになりました。とはいえまだまだ慣らしが完了したわけではなく、まだ90%程度かな~?


 決勝ではこれまた12台の同時出走のためものすごい混雑の中、たまたま上手く混戦を抜け出し、一周目はなんとトップで計測ラインを通過できました。


 その後も必死で後続を抑えつつも、トップクラスとのスピード差は如何ともしがたく、アッサリと抜かれその後は、あまりに多くのクルマの中をぶつけないように集中して5分が経過、このクルマの燃費が全く解らなかったので、5分毎にピットインして給油をすることにしていたので、一回目の給油を無事終了!レースに復帰した時にはもう順位等は全く解らなくなってしまいました。


 後は淡々とレースをこなし、10分のアナウンスを聞き漏らしたため、2回めの給油はレース終了3分前!10分も燃料が持つわけもないので、急いでピットイン!なんとか事なきを得ましたが、危なかったです!


 もう何がなんだか判らないままレースが終了し、それでも3位入賞とのアナウンス!信じられませんでしたが、今回はトップクラスの速い人がトラブルで上位にあまりおらず、言ってみれば棚ボタの入賞だったみたいです。


 今日はFZ&FZ tuned共に路面のせいか、セッティングが悪いのか、リヤの踏ん張りがまるで無く、コーナーリング後半でマキマキになってしまい、幾度か変なところでスピンをしてしまいました。途中でダンパーオイルの交換などしてみましたが、違いが解らず・・・・もう少しセッティングの仕方も勉強せねば!


 初参戦のFZ tunedクラスでしたが、このFZエンジンはかなり回さないと本調子を発揮しないことはわかっているので、今後が楽しみです!とはいえ、今回の優勝者とは2周も差がついてしまっているので、まだまだトップクラスとは全然格が違います!優勝争いに参加できるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。


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朝霧以外で初めて入賞した記念すべき盾です!