本日のお題
本日は以前から気になっていたTG10 Mk2のブレーキをいじってみました。
以前から何かの拍子にブレーキがロックしてしまい動かなくなってしまうことがあったので、ブレーキにリターンスプリングを装着すると、上の写真のようにブレーキカムが支点となり、ブレーキパットをブレーキ側に押し当ててしまうことになってしまうのです!
これが問題のブレーキです!
何が問題かというと・・・
そこで今回試してみたのは・・・・
要はブレーキカムとブレーキパッドの根元位置が揃えれば良いので、ブレーキポストの根元に1mm厚のスペーサーを入れ、そのままではブレーキカムと干渉してしまうので、干渉部分を削ってみました。
これで若干高めですが、ほぼ高さが揃いました!
これでブレーキポスト部分を押してみると・・・・
ブレーキパットは当然水平のままです!
これで安心してブレーキにリターンスプリングを装着できます!
実際にブレーキスプリングを装着してみると・・・・確かにフリー状態からブレーキ側にレバーを動かしたときは非常に安定した動きとなり、これは予定通りでした。が、しかし・・・問題はフリー状態からエンコンハイ側にレバーを動かしたとき(本来はこの方向にはブレーキレバーの根元のストッパーにより回転しないようになっていますが、若干のガタが有るので・・・)若干のブレーキがかかってしまうことが発覚しました!
まあリンケージは基本的にこの方向には力がかからないようになっているので、このままで様子を見ることにします!(最悪、ブレーキカムの片側のカム部分を全部落とさないといけないかもしれません!)
しかしなんでこんな設計になっているのか理解に苦しみます。このブレーキマウントの高さを最初から合わせてもらえれば何の問題も無いと思うのですが・・・どうなんでしょう田宮さん?
PS・・・田宮さんもこの部分はいろいろ苦労しているみたいで、様々なバージョンの取説を見てみると、全く構造が変わっていないにもかかわらず、モデルによってブレーキの組み方が違っているのが興味深いです。
あのブレーキマウントパーツの形状を変えるか、ブレーキカムの形状を修正すれば問題ないと思うのですが・・・やっぱり田宮さんとしてはパーツ供給の問題等から容易には変更できないんでしょうかね~?