センサーを確認してみました!

タミヤのTG10 Mk2 FZに付属のFZエンジンは、アイドリングしないのを除けばまあ普通に使うには良く出来たエンジンだと思いますが、最高の性能を出そうとすると相当手強いエンジンだと思っています。

特に掛川サーキットの様なハイスピードコースでは相当シビアな燃調を出していかないと、全く勝負になりません!(この前操縦台で隣にいた人は「(ニードルを)あと一分戻して!」とか言ってましたけど・・・少年時代からラジコンエンジンにいそしんできた私は(一体何年前の話でしょうか?)、RCエンジンっていうのは必ずピークから五分戻すものだとばかり・・・)
というのが私の数少ない掛川サーキットでの感想です!

という訳で、限られた時間内で出来るだけエンジンを良い状態に持っていければ!と思い、進んだRCシステムを使わない手はない!ということでテレメトリーの登場です!

これまでも、テレメトリーは何度か使ってきましたが、表示される温度がサンワの場合200℃(温度センサーのレンジは150℃までみたいですが・・・)までですが、FZエンジンの場合ヘッドの一番下のフィンのところに挟み込んだ状態で、簡単に200℃近くまで表示が上がってしまいます。

他のエンジンでのデーターがない現状では、これが適切な状態かどうかはさっぱり検討がつかないにも関わらず、なんとなく、この表示は高すぎるので可怪しい!と決めつけてあまり参考にしてきませんでした!

でもFZエンジンのセッティングに活用できるなら一度ちゃんと使ってみよう!と思いたち、まずは温度センサーの確認をしてみました!

この温度センサーは熱電対の起電力を利用したものだと思いますので、本来は測りたいところと別に、もう一つ基準となる一定温度を保てる場所に比較用の熱電対が必要です!でもそんなに精度の必要ない場合は常温を基準に校正してあるのが普通ですよね!

てっと早く基準となりそうなのは、沸騰したお湯の温度です!

そこのあなた!沸騰しているお湯の温度は何度か知ってますか?

そうです!100℃です!(厳密には大気圧下でも沸騰している状態では100℃までは上がらず99.5℃程度らしいですが)

そこで鍋にお湯を沸かし、温度センサーを突っ込んでみると・・・・

イメージ 1

こんな感じで2つのセンサーを同時に鍋に突っ込んでみました!

すると送信機側に表示される温度は~

イメージ 2

なんとピッタリ2つのセンサー共に100℃を表示しています!
(ピークホールドの数値が100℃を超えているのは、鍋のお湯ではなく、水蒸気の温度を測ってしまったからだと思われます!)

ともあれ、これまで疑ってきたテレメトリーの温度センサーはそれなりに信頼できそうなものだという認識にたどり着きました。

あとはサンワの温度センサーは基本的に電動カー用で守備範囲が150℃までらしいので、200℃近くでの表示はあまりあてにならない可能性もあるので、200℃までを謳っているフタバのエンジン用温度センサーと比較してみるもの良いかもしれません!

ともかく、それなりに温度は表示されることが分かったので、今度はしっかりデーターを採ってみたいと思います!