ラジコンラリー

ご無沙汰しております。

 

先日パインビーチ ラリー部主催で御殿場市駒門公園を貸し切って走行会が行われました。

 

その模様をダイジェストでチョンマゲさんが動画を作ってくれたので、シェアします!

 

 

youtu.be

 

 

一瞬ですがARCCロゴ入りの私のマシンも映っています。

見つけられるかな~

朝霧サーキットの新計測システム〜!

ご無沙汰です!

 

先月久しぶりというか朝霧サーキットでは今年最初で最後のレースを開催しました。

その際に、計測してくれる人が居ないという事実が露呈してしまったのです!

 

なんとかARCシステムをスタートさせ計測はしているものの、経過時間、ラップ数はおろか、キチンと計測されているのかどうかすら分からず、クラブ員全員が右往左往しながらのレースとなってしまいました。

なにせ現在使用している計測システムは20年以上前のKO ARC(確か・・・)タイプ3(20台計測)なので、使える計測ソフトも当時付属してきた簡易な物のみということで通過音だけはしますが、他の機能は望むべくもなく・・・・

以前カワダのソフトも購入してみましたが我々のARCシステムは20台計測にもかかわらず10台計測にしか対応していない等の問題があり使用していませんでした。

 

KOのARCシステムも現時点では流通在庫のみのお寒い状況ですが、今後しばらく使っていくにはどうすれば良いかということで、KOさんに相談してみました。

 

結論!現在手持ちの(何故か持ってて眠っていた物、この前偶然発見!)ARCタイプ4M(AとB)というミニッツ用の計測機がクリスタル交換&調整で現行のARCタイプ4に変更できるということがわかったので、仕様の変更をお願いすることにしました。

 

KOさんと何度かやりとりしているうちに、以前から使用しているポンダーも現在TD-4で使用している周波数も同じということで、チップ(クリスタル)は同一ということがわかりました。つまりTD-3の本体さえあれば、従来のチップが使用でき、同じ様に使えるということでした。(後から理解しましたが、TD-1・TD-2とTD-3・TD-4は発信する電波の強さが違うので、混在して計測するのはお勧めしないとのことですが、逆に混在させなければ従来のTD-1・TD-2で問題なく計測できるということが判明しました!)

 

取り敢えず10台計測できれば十分なのですが、この際ですので、11〜20バンドも計測できる様に、残りのBも仕様変更してもらいました。

 

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仕様変更して生まれ変わったARCタイプ4M

 

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キャッチした電波を分波して使います

これでこれまで同様20台までの同時計測がKOの最新の計測ソフト(付属品ですけど)使える様になります!

 

この計測ソフトはパインビーチでも使用している物で、スタートのシグナルから、通過音、設定時間毎に音も出せるし、ゴール音もします。

 

これで計測員がいなくても楽しくレースができるはず!

 

来シーズンが待ち遠しいです!

DT-02 ダンパーステー用カーボンステフナー取付

先日制作したカーボンパーツ早速取り付けてみました。

その前に、今回のステフナー制作の狙いとして

 

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壊れたダンパーステー

壊れちゃった純正のプラスチック製のダンパーステーですが、みるからに折れそうでしょ?それにフニャフニャしているので、ダンパーの効果もカチッと出ない感じがします。(あくまで気がするだけですけど・・・)

 

ということで、

①破損を減少させるために強度UP!

②ダンパーが良い仕事をする様に剛性UP!

③趣味のものなので豪勢に2mmのドライカーボンで!

を目的に制作してみました!

 

そうそう、カーボンステフナーを取り付ける前に、ちょっとだけ加工が必要です。

今回のステフナーはダンパーステーの後ろ側(写真では向かって左側)につけるのですが、ダンパー取り付けのネジの締めシロを稼ぐためにちょっと長く取ってあります。

これを削りとり、4つの穴で均等に取り付けられる様にします。

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ダンパーステー 加工前

装着前(Ver01装着済)

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カーボンステフナーVer01

このステフナーは形状をもっとも違和感なく取り付く様に設計してみました。

 

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カーボンステフナーVer01 後ろから見た図

ネジ4本で留めるため、強度だけではなく、ダンパーステー自体の剛性も上がり、ダンパーがキチンと仕事をする様になるはずです・・・

 

ついでに後ろ側から長いネジでダンパー取り付けのボールネジを取り付け、そこにダンパーを嵌め、その上からナイロンナットで締め込む様にすると、ダンパーの脱着はナイロンナットを外すだけでOKになります!(結構便利!)

 

さてカーボンステフナーの話題に戻りますと・・・

 

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カーボンステフナーVer01 拡大画像

このステフナーの問題点は・・・

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カーボンステフナー ボディとの取り合い01

ボディの脱着の際に干渉してしまい、つけてしまえば問題無いのですが、あんまり繰り返すとボディが壊れそうなので、もう少しボディとのクリアランスが取れる様なVer02を作ってみました。

 

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カーボンステフナーVer02

ダンパーステーの上部を基準にボディ取り付け部とのクリアランスを大きくしてみました。

 

Ver02を取り付けた状態でボディを取り付けてみると・・・

 

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カーボンステフナーVer02

幅はともかく、干渉はかなり緩和されました。めでたしめでたし!

ようやく・・・・TC-01

発売以来かなりの注目を浴びてきたタミヤの最新電動カーTC-01

ついに完成しました!(いきなり?)

 

取り敢えず明日シェークダウンの予定です!

 

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TC-01 横

 

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TC-01 Front

結構タイトなレイアウトだったので、しっかりと確実に組み上げていった方が良いかも?今回はやっつけ仕事でやってしまったので、後でちゃんと組み直さねば・・・

カーボン切り出してみました!

DT-02のフロントダンパーステーは不安な形状・・・

でも純正パーツでは解決にならない・・・

じゃあ作っちゃおう!

 

という訳で早速作ってみました!

 

2mm厚のカーボン板をいつものCNCに取り付け加工するだけ!

今回はエンドミルを新調してみました!

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CNCで削り出し!

 

削り出した部分を拡大

何故か2種類のパーツが・・・(まだ秘密です)

 

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フロントダンパーステー補強板

余分なところを外していくと・・・

 

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余分なところを外していく途中・・・

そうです、カーボン板の固定は両面テープです!

 

カーボン板を取り外し、バリを取って、角をペーパーがけした後、

毛羽立たないように瞬間接着剤でコーティング?です!

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瞬間接着剤乾燥中〜

乾けば出来上がり〜

 

実際の取付の様子は後日!するかも?

380モーター侮りがたし・・・

前回参戦した、夜のパインビーチで途中からバックできないことに気づき、

アンプの設定が狂ったのかな?と思い、設定を何度かやり直しても変化が見られないのでメーカー送りにしました。

 

このアンプはプロポ設定が自動的にされるホビーウィングでは、ブレーキ調整でトリムを弄った場合、次回電源を入れた際にその振り幅で自動設定されるため、だんだんおかしなことになっていくため、自動設定でないものとして選びました。

 

今しがたメーカーから連絡があり、アンプ破損状態の写真が送られてきました!

 

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壊れた基盤

赤丸部分を拡大してみると

 

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基盤の部分的拡大

FET基盤のパターンが切れています! 

メーカー曰く 大きな負荷がかかり多くの電流が流れたときに発生する現象らしいです。具体的には大きなクラッシュや駆動がロックされた状態でのスロットルONなどが原因だそうです。

 

タミヤ純正の380モーターでモーターターン数無制限と謳っているこのアンプを焼き切ることが出来るとは・・・・380モーター侮りがたし!

 

380モーター用ヒートシンク

今年の夏の盛りに作ったのでかなり時間が経ってますが、DT-02・03の380モーター仕様のアルミ削り出しヒートシンクの紹介です。

 

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380モーター用ヒートシンクVer01

 

ギアケースの出っ張りを削らなければなりませんが、削るとヒートシンクとギアケースの隙間が殆ど無くなり、良い感じです。

(上の写真ではVer01のため、モーターの右下側が多少隙間がありますが・・・)

 

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380用ヒートシンクVer01



ヒートシンク単体はこんな感じです。

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380ヒートシンク01

 

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380ヒートシンク02 裏面

 

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380ヒートシンク03

 

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380ヒートシンクとDT-02

これらのヒートシンクは約6mmのアルミ板から削り出しました。

使用した機材はオリジナルマインドのBT200という小型NCフライスです。

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お部屋NC

超小型ですので、回転数は約7000rpmに増速しても一度に彫り込めるのはアルミの場合刃物直径が2mmの場合は約0.05mm、速度も毎分300mm程度(推奨値)!ほんのちょっとずつ切り込んでいくのでこのように彫り込む距離が長いものは時間がかかります。

(このヒートシンクは15時間ぐらい?)

なので量産は困難なのです!

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取出し直後

素材の下には捨板を置いてあるのでもうちょっと削り込んでもよいのですが、ギリギリ狙いで!ちょっとバリが残ってますが、この程度はカッターナイフで普通に除去できます。外周をヤスリがけして、取り付け用のM3の下穴をあけ、タップを切れば出来上がりです!

現在はVer03まで行ってますが、一見アルミという素材は熱伝導率もよく、比熱も高いのでよく冷えると思いがちですが、実際はそのままでは放射率が低いため、期待するほど放熱効果は高くありません!本当は素材表面に放射率の高いコーティングが出来ればその効果は段違いになると思いますので、来年の夏までには対策したいですね!