ポルシェその後・・・

前回の更新からだいぶ日が経ってしまいましたが、ポルシェ熱は冷めやらず、着々と行動は進んでいました。

 先日は手持ちのCNCでアルミ板から専用シャーシを切り出してしまおうと目論見、加工をしてはみたものの・・・

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BT200で切り出すの図

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BT200でポルシェ用ショートシャーシを切り出し・・・

まあ使えないレベルではないのですが、やっぱり手持ちのCNC加工領域が150mm×200mmと今回のシャーシの大きさである130×300を正確に切り出すにはちょっと道具が足りず、趣味なので完璧を求めてしまうと・・・ボツでした!

 

 そこで・・・・インターネットでカーボン素材を探しているときに見つけた、カーボン板の販売および加工をしているところを見つけたので、試しにDXF形式で加工データーを送ってみました。

 そこでは素材の調達および加工は中国の委託先で行っているとのことで、納期は大体1週間から10日程度、価格も割とリーズナブルで、今回シャーシに使えるサイズの板4枚とDXFデーターで加工してもらった板が1枚で送料込み合計14,000円ぐらいで納期も1週間程度でした。

 

 届いたものがこれです!

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カーボンシャーシ(到着状態)

 表面がマットな感じのカーボンで、質感は思ったより良かったです。

加工も丁寧に行われており、この水準なら問題ないかと。

 

ただし加工の手間が異常にかかるので、皿ネジ用の面取り加工やモーター逃しのポケット加工などは請け負ってくれなかったので、こちらで追加工しました。(もちろん手持ちのCNC BT200で!)

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ポケット加工してみた

 

 続いて皿ネジの面取り加工・・・

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とはいえ、カーボン板の加工は思ったより大変で、通常の皿ネジ用のカッターなどを使ってもすぐに切れなくなるようです。

 

そこで・・・ジャジャ〜ン!

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カーボンシャーシの皿ネジ加工に必須の!

 

 

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川田のダイヤモンドツール?

 これを今回はボール盤に取り付けて加工してみましたが、ツールの仕様を見ればわかりますが、どうやらこれは電動ドライバー等に取り付けて使う想定で作られているようで、手持ちのボール盤では回転数が高すぎて、CFRPの樹脂が若干溶けてしまうようでした。とはいえ特に大きな問題もなく加工終了!

 

 ここまでくれば後は組み立てるだけ!

ささっと組み立ててみました!

 

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そんなこんなで大体完成!

 

 

パワーソースはようやく永き眠りから目を覚ました、今は無きNOVAKのKINETICと3.5Tベロシティモーターです!(やっぱりポルシェはカッ飛ばないとね!)

 

先行して組み上げたブラックポルシェ(TA02SW)と並べてみました。

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ホイルベースはOKですが・・・

リアのホイルベースが若干短すぎるかも?とはいえ十分調整範囲内です。

それよりも・・・

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リアタイヤが引っ込みすぎ・・・

 リアタイヤどうしたもんでしょうねえ・・・

ブラックポルシェにつかっているホィールでは、組み立て式ホィールのネジ部分が足回りに干渉して面白くないし、かといって現行のホィールでは細すぎてイマイチだし・・・まあタミヤ30周年記念モデルのポルシェもタイヤはミディアムナローみたいだし、ここは仕方ないのでしょうか?せめてオフセットの調整でボディと面を合わせてみるか・・・

 ここまできて大問題・・・事前に考えておけってか?