こだわりのブレーキ?
ようやく重い腰を上げ、NT-1 2014を組み立て始めました。
いきなりブレーキの話題になりますが、SERPENTなどの一部の車を除いて、殆どの10分の1クラスのGPカーの
ブレーキは全ネジのボルトで取り付けるようになっていますが、私的にはどうもあのネジの切ってあるところを
摺動するブレーキパッドが納得いきません!
どう考えてもネジに引っかかって、うまく動かないだろう!(実際にはストロークが微小なこと(3mmボルトはピッチ0.5mmパットの板厚は1.2mm程度なので最低2山で受けているので!)と、殆ど平行にしか動かないので問題は無いはずですが・・・そこは趣味ですんで、納得のいくまで!)
SERPENTの様に専用のカラーを作って、戻りのスプリングも・・・・は、一度は頭をよぎりましたが、そこまで根性は・・・・・
そこで今回採用した、お手軽スムーズブレーキシステムは、”半ネジ”のボルトを活かしてみました!
そうです!通常短いボルトは首下全ての部分にネジが切られている”全ネジ”ですが、ここで敢えて、ストレート部分のある”半ネジを”加工して使うのです!
ただし、半ネジの長さについては規格があるのかないのか?どのインターネット上のサイトも明確には表示してありませんでした(どなたかご存知の方は教えてくださいm(__)m)
そこで、ローラー作戦をとるしかありません。3mmのヘキサゴンボルト(ボタンヘッドでは全ネジしか見つけられませんでした。)を25mm~50mmまでありったけのサイズ(大体5mm刻み)を取り寄せてみました。
使えそうなのは3mm×25mmの首下ストレート部約6mmのものと3mm×30mmの首下ストレート部約10mmのものでした。
ノーマルのブレーキシステムに使用するのは25mmのボルトが何とか適用できそうです。
今回は何故か以前から手持ちにあった、スペシャルパッドがようやく陽の目を見ることになったので、
30mmのものを使用です!
出来上がりはこんな感じです!(写真では殆ど判りませんが・・・)
スペシャルパッドの組み合わせでもブレーキパッド+ブレーキディスク+ブレーキパッドの厚みは10mmも無いので、本来であればボルトの頭とブレーキパッドの間にシムを入れて、ストレート部がバルクに食い込まないようにすべきですが、今回は1mmほどストレート部をバルク(樹脂だから難なく入ります)にねじ込んでしまいました。
一応ボルトの加工の仕方ですが、参考まで以下に記します。
上図は30mmのネジですが、バルクの厚み分のナットを予め組み込んでおき、一番下のナットを犠牲にして、
サンダー等でボルトのネジ部を切断し、ネジ山が変形しないように丁寧に仕上げの削りを入れて、終了です!
万が一多少ボルトのネジ山が変形しても、ナットを取り外す時に、ある程度修正されてしまうので、実用上は問題ないと思います。
これまであまりブレーキは重要視してこなかっただけに、違いが判らないのは承知ですが、
一応趣味のこだわりでした!