本日の悪企み!

先日タミヤ掛川サーキットにお邪魔した際に、タミヤ製のエンジンならなんでもOKの模擬レースを目にして、
これは是非参加してみたい!と思い、田宮製のエンジンを探してみましたが、かつてタミヤから出ていたノバロッシのCX12は流石に絶版で入手できず・・・・次に有力なのはタミヤ純正の後方排気エンジンFR-12Rですが、これも新品では入手できず、オークションでTG10Mk.2PROシャーシに搭載されたものをGETし、エンジンの主要部品を交換して何とか使えるかも〜といった感じでしたが、タミヤ製エンジンを探していたところ、32FXなるものが・・・
流石にこれをTGに積むのは品がないので、次の候補はFR-15Sエンジンです!

OSなどでは12のクランクケースにオーバーサイズのシリンダー&ピストンをはめ込み、ストロークを変えずにボアだけを広げて排気量アップをしているケースがあるので使えるかも?

これまた単品では入手できなさそうなので、またまた未使用のNDF-01ごとGETしてしまいました。

これをばらしてFR-12Rと比較してみたところ・・・・

イメージ 1

FR-12RとFR-15Sを早速ばらしてみました!

まずはシリンダーの確認ですが・・・・

イメージ 2

イメージ 3

左が15S、右側が12Rです!

どう見ても15Sの方が径が大きくて、12Rのブロックには入りそうもありません!

続いてクランクシャフトですが・・・・

イメージ 4

上がノーマルシャフトの15S、下がパイロットシャフトの12Rです。

パーツリストを見る限りではもしかするとフロントベアリングをサイズ変更すれば使えるかもしれないと思いましたが、実は・・・・

イメージ 5


イメージ 6

なっなんと、クランクシャフトの径が約2mmも違ってました。

これでクランクシャフトの交換の可能性は消えました・・・・・・

ついでに

イメージ 7


イメージ 8


コンロッドの取りつくピンの寸法も違ってて、仮にコンロッドの長さが同じでも使えないことが判明してしまいました。

ちなみに

イメージ 9

15Sのコンロッドはかつて掛川サーキットのストレートでブローさせたFS15と同じタイプのブロンズ系のものでした。
これって見た目が不安〜、高回転はあまり使いたくないな〜

ということでなんちゃってFR-15Rをニコイチで組んでしまおうという本日の目論見は見事に砕け散ってしまいました。

流石タミヤさん、それぞれのエンジンはそれぞれの用途に合わせて最適化されているんですね!
とても素人にはおいそれと手が出せません・・・・・・

でも、12Rのバックプレートは15Sに使えそうなので、リコイルレスの15Sはクランクシャフトに細工すればできそうなことが判りました。(でもこのコンロッドでリコイルレスでもしょうがないか・・・・・)

残念でした。田宮さん参りました m(__)m