クラッチ調整の必要性に目覚めた?


今回投入したNT-1 2013SpecにはKnack12XZを搭載しましたが、

いつもの様に12TG等の低出力エンジン用のクラッチスプリングで慣らしを行った後、

特に気にせずそのまま使っている事が多かったのですが、
なぜか今回はキット標準のスプリングに戻しました。

すると見事に高回転でしか繋がらなくなり、

いくら初期ならし終了のエンジンとはいえ気持ち悪かったので、

リアランスを再度見直し(締め込みはこれ以上緩められなかったため)、

まあまあ高回転で繋がる仕様に調整できました。

 

いざ走らせてみると、もの凄い違和感が・・・


アクセルオフでのマシンの挙動がいつもと違う・・・


そうかクラッチが完璧に切れているので、エンジンブレーキが全く掛からないんだ・・・


ストロークエンジンはエンジンブレーキがほとんど掛からないという先入観はあったのですが、

実際にはかなり影響があるようです。

 

これまでのクラッチ調整(ほとんどいじった事が無いが・・・)だとコーナー進入時にアクセルを閉じると適度なブレーキがかかり荷重移動が出来ていたのですが、今回はまったく無し!


スッポけた感じになって上手く走らせられません!


私の苦手なブレーキングが必須となってしまったのです!

 

しかし不慣れなブレーキングも少し慣れてくると(まだまだですが・・・)常連さんがやっている様なコーナー進入時にしっかりと減速し小さくくるっと回って素早く直線的に立ち上がっていくというスタイルも何となく解ってきました。

 

今更ながらもっとマシンの可能性をいろいろ探ってみる必要が有ると痛感した体験でした。

 

どの走り方が私に合っているのかどうかまだ解りませんが、

走りの幅が少しだけ広がったようで少し新鮮でした。